ごあいさつ
この度はとねの会はすだ保育園のホームページをご覧いただきありがとうございます。保育園という場所は、子どもたちにとって様々な役割を担っている場所と考えています。例えば安心感を得たり、家族以外の他者とかかわったり、生活を送ったり、遊びの中で試行錯誤や体を動かしたり、ルールを学んだりなど、子どもたちの自立・成長の機会を考えると枚挙にいとまがありません。また保育園を小学校に上がる前の数年間と捉えるならば、芽吹く前の「土の中で根っこを育てる期間」とも考えられます。
当園では乳幼児の数年後から十年後先まで長期的な視点を持った“後伸びの教育”を目指しています。子どもたち一人ひとりの個性や能力は違います。しかし、どの子も将来は「自分はこうしたい」「こうなりたい」と自ら考えて自分の道を切り拓いていける人になってほしい―当園ではそう考えております。そのため、当園では有名な教育メソッドをうたったり「○○ができるようになった」といった一見解りやすいことは行いません。そのかわりに自己肯定感や幸福感、達成感といった子どもたちの今後の人生に必要な、根っこの部分の成長を重視しながら子どもたちと関わっていきたいと思います。
令和2年4月にスタートした新しい園ではございますが、この園での日々がいつか子どもたちの人生を歩む力となりますよう職員一同努力を重ねてまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
園長 赤澤和恵
目指す子ども像
「明るく すなおな 元気な子」
昭和47年に当法人の創設者・増田好文が考案し、以来約50年にわたって目標とする子ども像として受け継がれています。
大切にしていること
「四季の中で 五感を育む」
視力、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。五感はすべての土台となる感覚です。当園は乳幼児期に五感の発達を促すことが重要であると考えます。四季が刻々と移り行くのを感じながら、植物の生長を見て、風の音を聞き、雨の匂いを嗅ぎ、旬の作物を食べ、葉っぱの手触りを知るなど体験を通しすべての感覚を育みます。
当園の特色
異年齢児保育
3・4・5歳児を混合してクラスを作る「異年齢児保育」を実践しています。これは海外の幼児教育の先進諸国でよく見られる教育方法です。兄弟が少ない傾向にある現代の子どもたちに年齢の違う友だちと遊ぶ機会を設け、多様性の中で生きるたくましさを育みます。
食育活動
当園が大切にしている取り組みの一つが食育活動です。敷地内に小さな菜園を作り、子どもたちと一緒に野菜を栽培、収穫します。採れたての野菜は給食に使われ、子どもたちが野菜嫌いを克服したり、食の大切さを知るきっかけになっています。このほか園の献立を考案している栄養士を交えながら、食をテーマとした活動を多く取り入れています。
あえて遊具を置かない
当園では、園内活動を通して子どもたちの創造性を育んでいきたいと考えています。他園様によっては公園に設置してあるような大型遊具を置いています。しかし遊具があると遊びがパターン化され、自分たちで遊びを考えたり作り出す創造性を育む機会が損なわれてしまうのでは―と当園は考えます。そのため当園は大型遊具をあえて置かず、その代わりとして砂や泥、水といった自分たちで形を変えることのできる物を園庭で多用し子どもたちの“自分で考える時間”を作りだしています。
【開園日・時間】
月曜から金曜日:午前7時から午後7時まで
土曜日:午前7時から午後3時まで
(保育の提供を行わない日:日曜日、祝日、12月29日から翌年1月3日まで)
【園での一日】
※一例です。日によって活動が異なる場合もあります
【保育園概要】
名称:とねの会はすだ保育園
所在地:埼玉県蓮田市蓮田3丁目141
電話番号:048‐812‐7488
FAX番号:048‐812‐7487
認可年:令和2年4月1日
定員:72人
職員構成:園長、主任保育士、保育士、看護師、栄養士、調理員、事務職員